ナデシコ用語辞典 ア行
- アイちゃん【ai_tyan】
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出典:TVシリーズ
分類:人物
ユートピアコロニーに暮らす少女。レインボー小学校1年5組出席番号12番。好きな食べ物はスパゲッティー、好きなお話はシンデレラ。 好きな人はお母さん。ゴムで小さく結った甘栗色の髪が愛らしい。
第一次火星会戦時、母に連れられ地下シェルターに避難。そこでテンカワ・アキトと出会い、彼が仕入れた蜜柑を貰う。木星蜥蜴のシェルター襲撃時に死亡したと思われたが、実は生存していた。詳しくはイネス・フレサンジュの項を参照のこと。
- アオイ・ジュン【jun_aoi】
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出典:TV・劇場版
分類:人物
パーソナル・データ
性別 :男性
年齢 :20歳(TV版時)
身長 :172cm
体重 :58kg
出身地:地球
趣味 :馬術
家族構成 :両親と祖父母の3世代同居家族。一家揃って大変仲が良いと近所でも評判
好きな食べ物:手作り菓子・母のプディングが特に気に入っている
嫌いな食べ物:イカの塩辛
機動戦艦ナデシコ副長。ミスマル・ユリカに密かに(と本人は思っている)想いを寄せる。エリート街道を突っ走っていたが、ユリカ愛しさにナデシコに乗り込んだ優男。
性格は至って真面目で、ナデシコクルーの誰よりも常識人。ルックスも良いが、ユリカ絡みの話になると凛々しい性格が一転して情けなくなるのが玉に瑕か。生まれた星の運なのか、本人の真面目な頑張りが空回りすることが多い。想い人が他の男を追いかけるのを見ながらカップラーメンを啜る様は中々哀愁が漂っている。
副長としてのシリアスシーンから、ギャグ、オチまで幅広く担当する愛すべきキャラクター。コスプレと女装がよく似合っています。
劇場版では前髪が伸び、少し大人びた風貌で登場。戦艦アマリリスの艦長を務め、後にナデシコ独立部隊に合流する。悲しいかな、押しの弱い性格は健在で、劇中では女子高生の白鳥ユキナに良い様に翻弄されている。ある意味幸せな男かもしれない。
- アカツキ・ナガレ【nagare_akatsuki】
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出典:TV・劇場版
分類:落ち目の女たらし
パーソナルデータ
性別:男性
年齢:20歳(TVシリーズ時)
出身地:地球
家族構成:父は前ネルガル会長。兄は鬼籍に入っている。
火星より帰還したナデシコに新たに赴任したエステバリスパイロット。戦争に対してナデシコクルーの誰よりもクールで、割り切っている感がある。主人公テンカワ・アキトとは正反対の性格を持つライバル的存在。アキトにちょっかいをかけることしばしば。
アカツキが幼かった頃に事故で死亡した兄にコンプックスを抱いている。それは記憶麻雀で具現化するほど強いもので、そのコンプレックスが原因で時折弱々しい一面を見せることもあった。
パイロットは仮の姿で、その正体はネルガル会長。本人は秘密にしていたつもりだったが殆どのクルーにはバレバレで、得意そうに正体を暴露したアカツキへの反応はとても生暖かいものだった。
火星に眠る古代のテクノロジーを独占しようと画策するが、ナデシコクルーの暴走によって失敗に終わる。戦後は反ネルガルグループの台頭によって会社は衰退。アカツキは元大関スケコマシから落ち目の女たらしへクラスチェンジを遂げ、表舞台から姿を消す。しかし裏では敵対組織と水面下で戦いを繰り広げており、シークレットサービスを使いアキトを救出した後は裏で彼を支援し、火星の後継者蜂起後は自ら地球総会議場に赴き、火星の後継者部隊を迎え撃った。
- あかほりさとる【satoru_akahori】
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出典:TV
分類:人物
脚本家。『NG騎士ラムネ&40』シリーズなど、数多くの作品を世に送り出している。
機動戦艦ナデシコでは、TV第9話”奇跡の作戦『キスか?』”の脚本を担当。
ラブコメが大好きな自他共に認める外道作家。
- アカラ王子【akara_ouji】
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出典:ゲキ・ガンガーV
分類:人物
地球侵略を目論むキョアック星の王子にして、地球侵略軍の司令官。物語序盤より登場。天空ケンのライバルキャラとして活躍する。
父ハイペリオン皇帝から地球人な残虐な生き物だと教えられるが、自ら地球人に変装し地球人と触れ合うことにより、その教えは払拭される。
優秀な戦士だが、名前のごとくあからさまな作戦を立てることが多く、幾度と無く惨敗を繰り返す。副官ミーエミーエの死後は彼女をモデルに建造したロボットボンテージZに自ら乗り込み、ゲキ・ガンガーVと決闘を行う。圧倒的な力でゲキ・ガンガーを追い詰めるが、ミーエミーエの代わりに着任した新たな副官ロウコツがゲキ・ガンガーを不意打ちしようとしているのに気づき、ゲキ・ガンガーを庇って死亡した。
- 亜唐銀二【ginji_akara】
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出典:ゲキ・ガンガーV
分類:人物
アカラ王子が地球人に変装した姿。
高圧的な態度を取る事から天空ケン達と対立するが、剣道対決によりライバル心とは裏腹に友情も感じていた。
- アキト・テンカワ【akito_tenkawa】
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出典:遊撃宇宙戦艦ナデシコ
分類:人物
パーソナルデータ
性別:男性
年齢:18歳
出身地:火星
家族構成:一人っ子。父・母は幼少時に死亡(母は影で存命)
遊撃宇宙戦艦ナデシコにおける主人公。
TV版と違い火星出身者ではなく、幼少時に両親に連れられ火星に移住した。移住から六年後に両親に先立たれ、その後はレストランを経営する叔父に引き取られる。
TV版のテンカワ・アキトとは性格の細部が異なっている。TV版のアキトが前向きとすれば、遊撃版のアキトはどこか後ろ向き。状況に流されて生きることに慣れた自分の自主性の無さに悩む。
幼馴染ユリカ・ミスマルを人生のトラウマ的存在としている。TV版のアキトにとってのユリカは”居たら鬱陶しいが、居なければ物足りない”人物だが、遊撃版のアキトにとってユリカは”不幸を呼ぶ女”。まさに畏怖の対象であり、10年ぶりに再会した際には錯乱し、エステバリスに搭乗したまま逃亡を図り、そのまま初陣となってしまった。
状況に流されるままに宇宙戦艦ナデシコのクルーとなり、パイロットとして戦う(TV版ほどコックに思い入れはないようだ)。自分のするべきことは何なのかと悩みながら生きるが、ハルカ・ミナトの叱咤や死んだと思われていた母との二度目の別れなどの経験を積み、やがて自分が誰から必要とされ、誰を必要としているのかに気づき、須佐之男命を倒しユリカを救い出した。
- アクア・クリムゾン【aqua_crimson】
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出典:TVシリーズ
分類:人物
TV第12話に登場したテニシアン島に暮らす少女。ネルガルの目の上のたんこぶ、クリムゾングループ総裁の孫娘。
清楚な服装が似合う、少々垂れ目の美少女。料理も上手く、一見理想的な女性に見えるが、その実は料理に痺れ薬を仕込むかなりの問題児。
テンカワ・アキトと接触し、悲願であった悲劇の美少女のとその恋人の悲劇的な結末を実践しようとしたが失敗。その後砂浜に埋められたまま置いていかれてしまったムネタケ・サダアキを発見し、潮が満ちて溺死するのを待つが、ムネタケが次の話から何事も無かったかのように登場しているので、やはり失敗したのだろう。
- アクアマリン【aquamarin】
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出典:ゲキ・ガンガーV
分類:人物
キョアック星の女性コマンダー。
ゲキ・ガンガーV第33話「聖少女アクアマリンの微笑み」に登場。
気絶していたところを天空ケンに救われ、やがてケンと愛情を育むが、記憶喪失から立ち直り自分がケンの敵であることを知り、苦悩する。
双子の姉から戦いを強要されるが、ケンと戦うことができず、結局姉を巻き込んで自爆してしまった。
優しく料理も上手い完璧な美少女キャラと言うことで、ナデシコ本編ではテンカワ・アキトが熱を上げ、白鳥九十九が涙している。木連では国分寺ナナコがアイドルと化しているが、アクアマリン派の木連男児も多そうである。
- アズマ【azuma】
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出典:劇場版
分類:人物
統合軍准将にして、ターミナルコロニーアマテラス防衛部隊司令官。
スキンヘッドに厳つい顔が怖い中年親父。大の宇宙軍嫌いで、ナデシコBのアマテラス視察にも大反発する。幽霊ロボットによる襲撃時に血気盛んに指揮を執るが、火星の後継者の蜂起後にかつての部下たちに拘束される。アマテラス自爆後に彼の出番は無いが、マキビ・ハリに言わせれば”律儀な人たち”である火星の後継者がアズマをアマテラスに置き去りになんてことはしていないだろう……多分。
- アナタトイキル【anata_to_ikiru】
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出典:お洒落倶楽部
分類:ヴォーカル曲
ドラマCD「お洒落倶楽部」収録のヴォーカル曲の一つ。
空白の三年間異聞でネタキャラ扱いされてしまったイネス・フレサンジュがヴォーカルを担当。アダルトな魅力が満載である。
- あなたの一番になりたい【anatano_itibanni_naritai】
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出典:TVシリーズ
分類:ヴォーカル曲
TV第19話で開催された一番星コンテストにおいて、ゲリラ参加したホシノ・ルリが、フリフリのドレスやワンピースの水着姿など、サービス全開で熱唱したナンバー。
放送当時、キングレコードにこの歌についての問い合わせが殺到したという逸話がある。ちなみに、歌詞はスバル・リョーコの真情を綴ったもの。
本編で使用されたものとは別に、アルバム「電子の妖精」では新録された16歳バージョンが収録されている。
- アマノ・ヒカル【hikaru_amano】
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出典:TVシリーズ・劇場版
分類:人物
パーソナル・データ
性別:女性
年齢:18歳(TVシリーズ時)
身長:152cm
体重:42kg
スリーサイズ:82・56・84
出身地:地球
趣味・特技:同人誌執筆。変な小道具作り
家族構成:両親と死別後に叔父に引き取られる。同姓経験あり
好きな食べ物:ピザのはしの硬くなった部分。両口屋の千なり。山本屋の味噌煮込み
嫌いな食べ物:ピータン。タマゴボーロ(食傷気味)
機動戦艦ナデシコにおける眼鏡っ子にして、エステバリス三人娘の一角。機体カラーはイエロー。
サツキミドリ二号にてナデシコに合流する予定だったが、木星蜥蜴の襲撃によりサツキミドリ二号は壊滅。運良く逃げ遂せたヒカルは脱出カプセルでナデシコの装甲を突き破って内部に侵入、ナデシコ艦内を大混乱に陥れながら謎のルートを通ってテンカワ・アキトの自室の天井から現れ、その後アキトに連れられ正式に合流する。傍迷惑な女性である。
趣味は同人誌。ネタにされたアカツキとアキトが気の毒である。コスミケにサークル参加するなど、本格的に活動していた。ナデシコ艦内でゲキ・ガンガーブームが巻き起こった際にはゲキ・ガンガーVの同人誌を発行している。
屈託の無い明るさを持っているが、両親と死別し、叔父に引き取られるなどの経験に理由があるかもしれない。
戦後、漫画家としてプロデビュー。多忙な生活を送っていたが、ルリによる独立ナデシコ部隊の参加要請にあっさり応じる。数年のブランクがあるにも拘らず、リハビリの為の対戦ゲームでは現役パイロットのリョーコをコテンパンにノしている辺り、ヒカルの能力の高さが伺える。ナデシコCのシステム掌握後はエステバリスカスタムに搭乗。イズミと共にリョーコをからかいながら死闘を演じた。
- アヤナ・テンカワ【ayana_tenkawa】
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出典:遊撃宇宙戦艦ナデシコ
分類:人物
アキト・テンカワの母。アキトの幼少時に死亡したと思われていたが、実はオリンポス山で発見された遺跡で起きた事故によって十数年先の未来に飛ばされ、その後は各地に散らばる遺跡の研究を行っていた。
アキトの事を第一次火星大戦で死んだと思い込んでいたが、ふとした気まぐれで施設のコンピュータでアキトの名を検索。アキトの生存を知る事となる。しかし、それから間もなく彼女が居る月要塞に大和の軍勢が押し寄せ、アヤナは独断で草薙剣をマスドライバーで射出する事を決断。その後、僅かに残された時間でアキトと通信ウィンドウ越しに会話を行い、アキトに道を示した後に月要塞の自爆スイッチを押し、月と運命を共にした。
- アルストロメリア【Alstroemeria】
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出典:劇場版
分類:機動兵器
スペック
全高:6m
ジャンプ有効距離:100m〜2000m、3000m
標準武装:近接戦闘用クロー
夢百合草の名を冠する、ネルガル重工製の次世代機動兵器。地球と木連、そしてブラックサレナ開発で培われた技術がふんだんに盛り込まれており、短距離ボソンジャンプによる奇襲戦を可能としている。エステバリスとはやや異なったシルエットをしており、ジャンプに対応する為センサー類も充実している。劇中では月臣元一郎が搭乗して地球総会議場で積尸気を破壊する一瞬の出番しか与えられなかったが、後にPS2ソフト『Another Century's Episode』に隠し機体として登場。武器は両腕部のクローのみだが、ボソンジャンプでの奇襲や回転しながら敵を八つ裂きにする様は中々に爽快である。
なおこのアルストロメリアの名は、この花の種を採取した植物学者カール・フォン・リンネによって、彼の親友であったヨーナス・アルステーマ男爵の名にちなんで名づけられた。
- イサミ大隊【isami_daitai】
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出典:ナデシコプラス
分類:統合軍所属部隊
統合軍所属部隊。統合軍の開催する基地祭で高い人気を誇っている。所属エステバリスのショルダー部には大隊のエンブレムが描かれている。デザインは基本的に竜のマークだが、毎年異なったカラーリングが施されている。
- 遺跡【iseki】
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出典:TVシリーズ・劇場版・遊撃宇宙戦艦ナデシコ
分類:遺跡
TV及び劇場版
人類が登場する遥か以前に栄えたと思われる道の先史文明が残した遺産。
太陽系各所で発見されており、ナデシコに盛り込まれた技術や木連が保有する技術も、その殆どがその遺産を流用したものに過ぎない。その技術は地球のそれを遥かに超える水準を誇る。その古代テクノロジーの利権を巡る戦いが、機動戦艦ナデシコのテーマの一つとなっている。
遊撃版
三千万年前、御統百合花が大和を脱出する時に持ち出した三種の神器やナデシコ艦の成れの果ての事。月の遺跡では勾玉と草薙剣。火星の遺跡ではナデシコ艦の残骸が見つかる。火星でアキト・テンカワが遭遇した土偶兵器は、ナデシコ艦に搭載されていた大和の無人兵器が遺跡化したものと思われる。
- 一番星コンテスト【itibanboshi_contest】
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出典:TVシリーズ
分類:イベント
木星蜥蜴が地球人であるという機密が漏洩した事により低下したナデシコクルーの士気を高める為に、ネルガル上層部が企画した新艦長選抜イベント。しかしその実態は歌あり水着ありのミスコンであり、多数のナデシコクルー達が参加した。結果、優勝したのはホシノ・ルリだったが、本人が辞退した為同着2位による壮絶なじゃんけん合戦の末、ミスマル・ユリカが艦長に再就任するのだった。
- いつか走った草原【itsuka_hashitta_sougen】
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出典:TVシリーズ
分類:用語
TV第21話のタイトル。
テンカワ・アキトとミスマル・ユリカが幼少時に遊んだ火星の草原。
記憶マージャン発現時に牌として登場。二人乗りの自転車で草原を走る二人の笑顔が印象的。
「AからBへの物語」において、アキトは新婚旅行先である火星で再びその草原を駆けたいと告げるが、その願いが叶うことはなかった。
- イツキ・カザマ【isuki_kazama】
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出典:TVシリーズ・セガサターンソフト「機動戦艦ナデシコ Blank of 3 years」
分類:人物
解雇されたテンカワ・アキトの代わりにナデシコに配属された女性パイロット。
配属直後に行われた戦闘でテツジンのボソンジャンプに巻き込まれ、殉職する。
セガサターン専用ソフト「機動戦艦ナデシコ Blank of 3years」で再登場するらしいのだが……ごめんなさい。未プレイです。
- イネス・フレサンジュ【ines_fressange】
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出典:TVシリーズ・劇場版・遊撃宇宙戦艦ナデシコ
分類:人物
テンカワ・アキトがユートピアコロニーの地下で出会った火星の生き残りの一人。
ナデシコの基礎設計を行ったネルガル重工の科学者であり、考古学にも造詣が深い。潜伏していた地下施設が壊滅した為にやむ終えずナデシコクルーの一員となる。
医療班と科学班を兼任し、負傷者の治療や敵の新兵器の研究などの分野で活躍する。容姿端麗、頭脳明晰、白衣、金髪の美女であるが、他人への関心が薄い。
クールな面が目立つが、彼女には説明好きという意外な趣味がある。誰かが何かに疑問を持てば、喜色満面の笑みでたちまち登場。一から十まで綿密な解説を行う。紙芝居の小道具を用いるなど、芸も細かい。
イネスには八歳以前の記憶が無い。気づいた時には火星の砂漠に一人佇んでいて、偶然通りかかったネルガルの研究チームに保護され、記憶を失ったまま成人を迎えた。彼女こそテンカワ・アキトがユートピアコロニーの地下シェルターで出会った少女”アイちゃん”である。アイは第一次火星会戦時、アキトのボソンジャンプに巻き込まれ、古代火星文明が健在であった時代に跳ばされていた。その時代の生命体から謎の金属プレートを託された後、TV最終話時の極冠遺跡に送られ、未来の自分にプレートを託し、さらにその後二十年前の火星砂漠に跳ばされ、何らかのショックによって記憶を失っていた。
記憶マージャンによって全ての記憶を取り戻したイネスは、過去の記憶を頼りに火星極冠遺跡へボソンジャンプし、過去の自分と会う。アイがアキトから貰った蜜柑を一緒に食べながらアキトの到着を待つが、アイの意思に反してジャンプフィールドが形成されてしまう。アイがボソンジャンプするのを見届けた後、遅れてやって来たアキトと本当の意味での再会を果たした。
ちなみにイネスが火星でアキトと出会った時、アキトに何処か懐かしさを感じたのは、イネスがアイであったときに、未来の自分からアキトとの記憶を忘れないで欲しいと懇願されたから時のことを、僅かながら覚えていたから。
戦後は再びネルガルに奉職していたが、火星の後継者のジャンパー拉致を察知したネルガルが飛行機事故を偽装し戸籍上死亡という事で危険から逃れる。
後に独立ナデシコ部隊に合流。ナデシコCを火星極冠遺跡上空までナビゲートした。
- イネス・フレサンジュ(遊撃)【ines_fressange】
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出典:遊撃宇宙戦艦ナデシコ
分類:人物
ネルガル火星オリンポス研究所に勤める医者。脱出ポッドで宇宙を漂流していたところを火星に向かっていたナデシコに救われる。その後は何故か医者が居なかったナデシコのメディカルスタッフとして迎えられ、ナデシコの改修にも携わる。
しかし、本当のイネス・フレサンジュは当の昔に死亡しており、ナデシコに回収されたイネスは大和のイネスだった。彼女は工作員としてナデシコに侵入し、新たな卑弥呼に仕立て上げるためにユリカ・ミスマルを拉致する。物語後半、大豪寺凱によって射殺されるが、その時の凱の台詞から推測すると、大和の御統百合花の死亡にはイネスが関わっていたのかもしれない。
- イネスの墓【ines_no_haka】
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出典:劇場版
分類:墓石
偽装されたイネス・フレサンジュの飛行機事故後に作られた墓。「イネス・フレサンジュ ここに眠る」とだけ彫られた非常にシンプルな墓石が特徴。
- 受【uke】
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出典:劇場版
分類:文字
地球総会議場にある楽屋で出番を待つアカツキ・ナガレが着ていたローブの背中に刺繍されていた文字。実は深い意味があり、劇場版パンフレットの監督インタビューで解説されている。
ごめんなさい。持ってません。
- ウミ・ガンガー【umi_ganger】
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出典:ゲキ・ガンガーV
分類:ロボット
ゲキ・ガンガーV三形態の一つ。マリン・タンク・ジェットの組み合わせで合体する。メインパイロットは海燕ジョー。
他の形態に比べ遥かにスマートなフォルムが特徴的。水中戦を得意とし、三形態最高のスピードを誇る。ゲキガン・ビジョン、ゲキガン・ネット、ゲキガン・ショックなどの多彩な必殺技を誇る。
- ウミガンガ【umi_ganga】
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出典:劇場版
分類:ハンドルネーム
劇場版冒頭に登場する青年が弄っていたPCの画面に映っていた、電子掲示板に書き込まれたハンドルネーム。
- ウリバタケ・セイヤ【seiya_uribatake】
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出典:TVシリーズ・劇場版
分類:人物
パーソナル・データ
性別:男性
年齢:29歳(TVシリーズ時)
身長:177p
体重:68kg
出身地:日本の東京
趣味・特技:模型全般製作。機械類の改造・開発に特異な才能を発揮
家族構成:妻と息子が1人(後に増える)
好きな食べ物:そば
嫌いな食べ物:岩おこし
ナデシコの整備班班長。メカ担当キャラ。
地球で工房を開いていたが、妻子から逃げ出すためプロスペクターのスカウトに応じてナデシコに乗り込む。東京出身の江戸っ子気質の持ち主。
人格は二の次で選出された典型的クルー。小説版では艦内の家電製品や自販機を無断で白兵戦用の変形ロボットに改造するマッドサイエンティスト。TV版ではフィールドランサーやディストーションブロックなどの新兵器を独自に開発する。「こんなこともあろうかと」と嬉しそうに叫ぶ様子が印象深い。オモイカネ暴走時にはソフトウェア面でルリ達をサポートするなど、技術面では非常に頼りになる存在。
契約書に不満を持ってクーデターを起こす困った人物ではあるが、整備班員の人望は厚く、模型を作りながらのアキトとの会話や、物語後半の妻オリエとの会話では大人の魅力を見せつけている。
拘留生活後は再び工房を開く。妻も妊娠し、幸福な人生を送る。ルリもその状況を知り、独立ナデシコ部隊への参加要請を取り止めるのだが、セイヤは熱い展開と仲間とメカの為にナデシコCに先回りし、合流を果たしている。制止しようとした妻にやられた頬の引掻き傷が痛々しい。ご都合主義も楽ではないようだ。
- エグザバイト【exabyte】
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出典:遊撃宇宙戦艦ナデシコ
分類:ロボット
アスカ・インダストリーとネルガル重工により共同開発された新型機動兵器。
といっても共同開発とは建前らしく、その開発の殆どはアスカ・インダストリーによるもの。
エステバリスとアサルトピットの互換機能を持つ。外見的な特徴は、宇宙戦用の機体と言う事で脚部が大型のスラスターになっている所だろうか。
電子変換システムを採用しており、IFSを使用するエステバリスよりも柔軟な操縦を可能としている。
後にナデシコに配備され、エステバリスに代わりナデシコの艦載機として活躍する。
なおアキト・テンカワのエグザバイトの頭部には、撃破されたジロウ・ヤマダのエステバリスのものが使用されている。
- エステバリス【aestevalis】
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出典:TVシリーズ・劇場版・遊撃宇宙戦艦ナデシコ
分類:ロボット
ネルガル重工が開発した新型機動兵器。アサルトピットシステムによる高い汎用性、IFSによる高い操縦性、エネルギーの外部供給による機体サイズの小型化、多彩な近接戦闘用武装とそれを使用する為の人型化などの様々な特徴を持つ。
木連の保有兵器に対抗できる兵器を欲した宇宙軍と、火星に残した資源の回収と遺跡の利権を狙うネルガルの利害の一致により開発された。
上記の特徴は木連の無人兵器との戦闘に求められる条件と、火星の施設内で活動する為の条件を兼ね揃えた結果の産物である。アサルトピットシステムと重力波ビームの概要は以下の通り。
アサルトピット
エステバリスはコックピット辺りのアサルトピット部と、四肢であるフレーム部の二つから構成される。同一のアサルトピットを使用することによりパイロットデータなどの管理が容易となり、戦場に応じたフレームを使用することにより高い汎用性を得ている。
重力波ビーム
エステバリスは動力を外部からの供給に依存することにより大幅な機体の小型化に成功している。母艦から照射される重力波ビームを背部ユニットで受け取り、理論上は無制限に稼動できる。しかし母艦と機体の間に障害物が入ったり、機体が母艦から一定範囲以上離れると期待はエネルギー供給を受けられなくなる為、エステバリス単体による作戦行動をとる場合は、予備バッテリーを大量に搭載する必要がある。
ロールアウト後は機動戦艦ナデシコをはじめ、連合宇宙軍の主力機として活躍する。戦後、様々な改良を施されるが旧式化の感は否めず、統合軍においてはEOSを採用した機動兵器に主力機の座を受け渡している。しかし戦中からIFSを使用してきたパイロット達には未だ人気があり、エステバリスU・スーパーエステバリス・エステバリスカスタムなどといった量産型、改良機が各軍で活躍している。
- エステバリス・カスタム【aestevalis-custom】
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出典:劇場版
分類:ロボット
統合軍に移籍したスバル・リョーコがエステバリスUの性能に不満を感じ、改良を要請したことにより生まれたハイエンド機。エステバリスUでは一基であった重力波アンテナを改造したものを二基搭載したことにより、高い出力を得ることに成功し、エステバリスUでは出力不足で使用不可能だったレールカノンの使用が可能となっている。しかし過剰な高出力化により機体の兵器としてのバランスが崩れ、操作性が非常にピーキーになってしまっている。
劇中では再結集したエステバリス三人娘が搭乗。スーパーエステバリスを一機加え、騎兵隊の誕生となった。
- Xエステバリス【x_aestevalis】
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出典:TVシリーズ
分類:エステバリス
ウリバタケ・セイヤが整備班の経費を横領して勝手に開発した新型エステバリス。通称エクスバリス。エステバエックスではない。
エネルギー供給を外部に依存するエステバリスの特徴を利用し、小型のグラビティ・ブラスト”エックスキャノン”の搭載に成功している。これにより、新しく戦場に現れたジン・タイプとも互角以上に叩けると期待されたが、実はキャノン発射時に蓄えられる膨大なエネルギーに機体が耐えられない欠陥機。
錯乱したムネタケ・ヨシサダが搭乗。グラビティ・ブラストを発射しようとして爆発、機体は失われた。
- エリナ・キンジョウ・ウォン【Erina Kingyoh Won】
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出典:TVシリーズ・劇場版
分類;人物
年齢:20歳(TVシリーズ時)
身長:166.5p
体重:51s
スリーサイズ:87・57・85
ネルガルの会長秘書でありながら副操舵士としてナデシコに赴任した女性。
バリバリのキャリアウーマンで上昇志向が強いが、マイペースな性格の多いナデシコクルーに苛立つ事もしばしば。
地球の勝利の為、ネルガルの利益の為、そして何より自身の出世の為に生体ボソンジャンプの謎を解明せんとキーマンであるテンカワ・アキトと接触するのだが、何時しか恋愛感情を抱いてしまう。
後にカキツバタの指揮を任されるものの、ナデシコよりは組易しと木連艦隊の集中攻撃を受け、カキツバタは轟沈。哀れエリナは火星の星……にはなっていない。
劇場版では後ろ髪を伸ばした姿で登場。ネルガル宇宙開発部長として執務をこなす裏で救出したテンカワ・アキトのバックアップに回る。本人曰く、”会長のお使いだから”らしいが、嘗て彼女に朴念仁と評されたコック兼パイロットがそれを額面通りに受け取ったかは不明。
- お洒落倶楽部【osyare_club】
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出典:機動戦艦ナデシコ お洒落倶楽部
分類:ドラマCD
機動戦艦ナデシコの企画アルバム第一弾。
各ヒロインキャラが歌うヴォーカル曲と、ラーメン屋の店主テンカワ・アキトと周囲の人々が織り成すパロディ・ギャグストーリー『空白の三年間異聞』が収録されている。
- 俺達海燕ジョー!【oretati_umitsubame_jo】
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出典:ナデシコでいこう!
分類:漫画
ラポート社出版のアンソロジーコミック「ナデシコでいこう!」で連載された、ゲキ・ガンガーVのギャグパロディー漫画。作者はからすやま氏。
ルリオタクな海燕ジョー、外道を突き進む国分寺博士、何でもかんでもホ○ネタに走るナナコなど、原作のイメージを完璧に破壊されたキャラクター達が織り成す混沌としたストーリー展開は圧巻。彼らに振り回される天空ケンと大地アキラが読者にもたらすのは笑いか、同情か。